id=""
id属性で、要素に対してID(固有の識別名)を付けることができます。
このIDは、スタイルシートのセレクタ(スタイルの適用対象)として使用されるほか、スクリプトやリンクなどの参照先として使用されることになります。
※スタイルシートに関する詳細は、CSSリファレンスをご覧ください。
<p id="example"> 〜 </p>
属性 | 値 | 説明 |
---|---|---|
id="" | ID名 | 固有の識別名を指定 |
【ID名について】
IDを付ける際には、以下の点に注意してください。
- 1つのIDは、同じ文書内で1ヵ所にだけ使用できます。(重複させてはならない)
- 使用できる文字は、半角の英数字、ハイフン( - )、アンダーバー( _ )、コロン( : )、ピリオド( . )です。(ハイフン以外の記号は使わない方が無難です)
- アルファベットで始めなければなりません。(数字や記号で始めてはならない)
- 大文字と小文字の区別があります。
IDをCSSのセレクタとして使用する場合は、上記以外にも以下の点に注意してください。
- CSSのセレクタ名では、コロン( : )とピリオド( . )が使えなくなります。
- アンダーバー( _ )をID名に含めると、一部の古いブラウザではIDが認識されなくなります。
【指定できる要素】
この属性は、ほとんどの要素で使用することができます。詳しくは、各要素の概要で確認してください。
使用例
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<title>文書のタイトル</title>
<style type="text/css">
#example { color: red; }
</style>
</head>
<body>
<p id="example">このテキストは赤くなります。</p>
</body>
</html>
表示例
このテキストは赤くなります。
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