<meta name="ROBOTS" content="">
Web上に存在するページは、検索エンジンのロボットによって自動的に収集されますが、meta要素でこの指定を行なうことにより、その自動収集を制御することが可能になります。この要素はhead要素の中で使用します。
<meta name="ROBOTS" content="NOINDEX, NOFOLLOW">
属性 | 値 | 説明 |
---|---|---|
name="" | ROBOTS | |
content="" | INDEX | その文書の収集を許可する |
NOINDEX | その文書の収集を拒否する | |
FOLLOW | リンクを辿ることを許可する | |
NOFOLLOW | リンクを辿ることを拒否する | |
ALL | その文書の収集を許可し、リンクを辿ることも許可する | |
NONE | その文書の収集を拒否し、リンクを辿ることも拒否する |
上記の属性値は、大文字で記述するのが一般的のようです(小文字でも問題はないようですが)。
仕様書では、content属性に指定できる値として以下の4つが挙げられています。
ALL、INDEX、NOFOLLOW、NOINDEX
2つの値を同時に指定する場合は、カンマ( , )で区切って記述します。
【組み合わせ例】
content="ALL"
… その文書の収集を許可し、リンクを辿ることも許可する
content="INDEX, FOLLOW"
… その文書の収集を許可し、リンクを辿ることも許可する
content="INDEX, NOFOLLOW"
… その文書の収集は許可するが、リンクを辿ることは拒否する
content="NOINDEX, FOLLOW"
… その文書の収集は拒否するが、リンクを辿ることは許可する
content="NOINDEX, NOFOLLOW"
… その文書の収集を拒否し、リンクを辿ることも拒否する
content="NONE"
… その文書の収集を拒否し、リンクを辿ることも拒否する
※これらの指定を行なわない場合は、通常その文書は自動的に収集され、リンクも辿られることになります。そのため、「ALL」や「INDEX, FOLLOW」の指定は、特に必要ないものと思われます。
この指定を無視する検索エンジンもあるようです。
使用例
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<meta name="ROBOTS" content="NOINDEX, NOFOLLOW">
<title>文書のタイトル</title>
</head>
<body>
</body>
</html>
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