見出しの省略形を指定する

th要素やtd要素に abbr="" を追加すると、セルの内容の省略形を指定することができます。

この属性で示された情報は、音声ブラウザなどで役立てられることになります。

【見出しの省略形を指定した例】

<table border="3">
<tr>
<th abbr="氏名">会員の氏名（敬称略）</th>
<th abbr="所属">所属団体名</th>
<th abbr="所在地">所在地（都道府県）</th>
</tr>
<tr>
<td>市橋　勲</td>
<td>○○○研究会</td>
<td>東京都</td>
</tr>
<tr>
<td>山田 花子</td>
<td>△△△研究会</td>
<td>埼玉県</td>
</tr>
</table>

音声ブラウザの中には、関連する見出しと共にデータセルの内容を読み上げるものがあります。

そういったブラウザを利用している場合、上記の表は次のように読み上げられることが期待されます。

氏名：市橋　勲、 所属：○○○研究会、 所在地：東京都
氏名：山田 花子、 所属：△△△研究会、 所在地：埼玉県

省略形を指定しておかないと、見出しの長いテキストがそのまま読み上げられることになります。

会員の氏名（敬称略）：市橋　勲、 所属団体名：○○○研究会、 所在地（都道府県）：東京都
会員の氏名（敬称略）：山田 花子、 所属団体名：△△△研究会、 所在地（都道府県）：埼玉県