<acronym></acronym>
acronym要素で、頭字語を示すことができます。
※頭文字を繋げて作られた略語のうち、その略語自体がひとつの単語として発音されるものを「頭字語」と言うそうです。
頭字語以外の略語を示したい場合は、略語全般を示すabbr要素を使用します。
<acronym>頭字語を示します</acronym>
【頭字語の例】
例えば、以下の略語が頭字語になるようです。
- NATO(North Atlantic Treaty Organization) … 「ナトー」と読むことができます
- UNESCO(United Nations Educational,Scientific and Cultural Organization) … 「ユネスコ」と読むことができます
「WWW(World Wide Web)」などは、頭字語ではないと思われます。
※判断が難しい場合は、abbr要素を使用しておいた方がいいでしょう。
【title属性の使用について】
title属性を使用すると、省略する前の言葉を示すことができます。
<acronym title="North Atlantic Treaty Organization">NATO</acronym>
一部のブラウザでは、title属性が指定されている場合に限り、この要素内の文字列の下に点線が引かれます。
(IEでは点線が引かれません)
IEでも点線を表示したい場合は、CSSで以下のようなスタイルを指定しておきます。
acronym {
border-bottom: 1px #000000 dotted;
}
使用例
<p><acronym title="North Atlantic Treaty Organization">NATO</acronym></p>
表示例
NATO
※この例では、点線を表示するスタイルを指定しています。
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