object
オブジェクトの埋め込み
<object></object>
様々な形式のデータ(動画、サウンド、画像、HTML文書、Javaアプレット、等)を、文書内に埋め込むことができる要素です。
この要素は、img要素、iframe要素、applet要素、(他、独自拡張のbgsound要素、embed要素)などの代わりに使用できますが、ブラウザの対応がまだ完全ではないようです。
指定したデータが利用できない場合には、この要素の内容が代替として使用されることになります。
パラメータの指定が必要な場合は、param要素を使用します。
<div>
<object data="example.jpg" type="image/jpeg" width="200" height="100">
ここに代替の内容を記述
</object>
</div>
属性 | 説明 | 値 | 説明 |
---|---|---|---|
任意属性 | |||
data | オブジェクトデータの指定 | URI | 埋め込むデータのURI |
type | オブジェクトデータのMIMEタイプ | MIMEタイプ | |
classid | 実行プログラムの指定 | URI | 実行プログラムのURI |
codetype | 実行プログラムのMIMEタイプ | MIMEタイプ | |
archive | アーカイブの指定 | URI | 半角スペース区切りで複数指定可能 |
codebase | 基準となるURI | URI | data属性、classid属性、archive属性の基準URI |
width | オブジェクトの幅 | 数値、% | ピクセル数またはパーセント |
height | オブジェクトの高さ | 数値、% | ピクセル数またはパーセント |
usemap | イメージマップの関連付け | #マップ名 | イメージマップの名前(URI) |
name | オブジェクトの名前 | 文字列 | フォーム部品としての名前 |
standby | ダウンロード中のメッセージ | テキスト | 任意のメッセージ |
declare | 実行せずに待機状態にする | (declare) | 値は省略 |
非推奨属性 | |||
align | 垂直方向の位置指定 | top | 上端揃え |
middle | 中央揃え | ||
bottom | 下端揃え (初期値) | ||
フロートの指定 | left | 左フロート | |
right | 右フロート | ||
border | 境界線の太さ | 数値 | ピクセル数 |
hspace | 左右の余白 | 数値 | ピクセル数 |
vspace | 上下の余白 | 数値 | ピクセル数 |
- data属性、classid属性、archive属性の値が相対URIの場合は、その基準となるURIをcodebase属性で指定することができます。
- usemap属性は、クライアントサイド・イメージマップを使用する際に指定します。
- declare属性は、値を省略して記述します(XHTMLでは省略不可)。しかし、この属性に対応しているブラウザは少ないようです。
- 共通属性・その他属性
- style
- class
- id
- title
- lang
- dir
- tabindex
- イベント属性
- onclick
- ondblclick
- onmousedown
- onmouseup
- onmouseover
- onmousemove
- onmouseout
- onkeypress
- onkeydown
- onkeyup