<a href="" target=""></a>
a要素に target="" を追加すると、リンク先の文書をどのフレーム(ウィンドウ)に表示するかを指定できます。
ここでは、フレームを使用した時のリンクの設定方法を説明します。
<a href="example.html" target="_top">リンクテキスト</a>
属性 | 値 | 説明 |
---|---|---|
target="" | _blank | 新規のウィンドウに表示 |
_self | 現在のフレーム(ウィンドウ)に表示 | |
_parent | 親フレームに表示 | |
_top | フレーム分割を解除してウィンドウ全体に表示 | |
フレーム名、ウィンドウ名 | 任意のフレーム(ウィンドウ)に表示 |
上記の属性は、Strict DTDでは使用できません。
※target="_blank" の指定は、ユーザーの環境によってはポップアップブロックが機能してしまう場合があります。
【フレームを使用した時のリンクパターン】
例)左右に2分割された文書で、左のフレームにリンクメニューを配置している場合
上記の例の場合、次のようなリンクパターンが考えられます。
■リンク先の文書をAフレームに表示する場合
target="" を指定せずに普通にリンクするか、target="_self" を指定します。
■リンク先の文書をBフレームに表示する場合
Bフレームに対してフレーム名を付けておき、target="" にそのフレーム名を指定します。
※フレーム名の指定については、「フレームにフレーム名を付ける」をご覧ください。
■分割を解除して、ウィンドウ全体にリンク先の文書を表示する場合
target="_top" を指定します。
使用例
■target="_self" (現在のフレームに表示)
<a href="example_t01d.html" target="_self">現在のフレームに表示します</a>
表示例
■target="_top" (分割を解除してウィンドウ全体に表示)
<a href="example_t02d.html" target="_top">ウィンドウ全体に表示します</a>
表示例
■target="_parent" (親フレームに表示)
<a href="example_t03d.html" target="_parent">親フレームに表示します</a>
表示例
※親フレームに関する補足
このサンプルのようなリンクを行うには、右図のようなフレーム設定が必要となります。ウィンドウを左右に分割し、右側のフレーム内に「上下の分割を設定した文書」を読み込みます。この例の場合、赤と黄色の文書から見た親フレームはBフレームになり、赤の文書内でこのリンクをクリックした場合は、リンク先の文書はBフレーム全体で表示されることになります。
■target="フレーム名" (任意のフレームに表示)
<a href="example_t04d.html" target="contents">任意のフレームに表示します</a>
表示例
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