scrollbar-***-color: ***;
scrollbar-***-color は、スクロールバーの色を指定するプロパティです。
(*** の部分には、base、face、track、arrow、highlight、shadow、3dlight、darkshadow が入ります)
インラインフレーム内の文書にこのプロパティを設定すると、インラインフレームのスクロールバーの色を指定できます。
■基本色だけで指定する場合body { scrollbar-base-color: #ff0000; }
■細かく設定する場合body { scrollbar-face-color: #ff8c00; scrollbar-track-color: #fff8dc; scrollbar-arrow-color: #ffffff; scrollbar-highlight-color: #fff8dc; scrollbar-shadow-color: #d2691e; scrollbar-3dlight-color: #ffebcd; scrollbar-darkshadow-color: #8b0000; }
※上記のスタイルは、インラインフレームに読み込まれる文書に対して設定します。
プロパティ名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
scrollbar-base-color | 色 | (1)基本色を指定 |
scrollbar-face-color | 色 | (2)ボタン部分を指定 |
scrollbar-track-color | 色 | (3)レール部分を指定 |
scrollbar-arrow-color | 色 | (4)矢印を指定 |
scrollbar-highlight-color | 色 | (5)内側のハイライトを指定 |
scrollbar-shadow-color | 色 | (6)内側の影を指定 |
scrollbar-3dlight-color | 色 | (7)外側のハイライトを指定 |
scrollbar-darkshadow-color | 色 | (8)外側の影を指定 |
※各プロパティは単体で使用することもできます。
色の指定については、CSSの色指定をご覧ください。
【参考】
- ■使用するセレクタについて
- 表示モードが「互換モード」の場合はbody要素に対して設定しますが、「標準モード」の場合はhtml要素に対して設定する必要があります。
- ■Operaでの対応について
- このプロパティがbody要素に設定されている場合に対応しています。(html要素に設定した場合は反映されません)
※body要素に設定した場合でも、ブラウザの設定を変えないと反映されない場合があるようです。
※このプロパティは、CSS 2では定義されていません。
色を同化させすぎると、スクロールバーのつまみの部分が分かりにくくなってしまいます(操作性が非常に悪くなります)。スクロールバーのつまみ部分は、色の濃さを変えるなどして判別しやすくしておきましょう。
使用例
■インラインフレームを設定する文書
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<title>文書のタイトル</title>
<style type="text/css">
iframe {
width: 300px;
height: 150px;
}
</style>
</head>
<body>
<p><iframe src="example.html">代替内容</iframe></p>
</body>
</html>
■インラインフレーム内に読み込まれる文書 (example.html)
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html>
<head>
<title>文書のタイトル</title>
<style type="text/css">
body {
scrollbar-base-color: #ff0000;
scrollbar-arrow-color: #ffffff;
background-color: #ffffff;
color: #000000;
}
h1 {
font-size: 100%;
}
p {
margin-top: 30px;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>読み込まれる文書</h1>
<p>iframeサンプル</p>
<p>iframeサンプル</p>
...
</body>
</html>
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