white-space: ***;
white-space は、空白類文字(改行、半角スペース、タブ)の扱いを指定するプロパティです。
p {
white-space: nowrap;
}
プロパティ名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
white-space | normal | 標準 (初期値) |
nowrap | 自動的な折り返しを禁止する | |
pre | 記述した通りの形で表示する |
表示モードが「互換モード」の場合は、IEでは pre の指定が機能しません。(「標準モード」では機能します)
■normal (標準)
- 連続する半角スペース、改行、タブは、1つの半角スペースにまとめられて表示されます。
- 幅いっぱいのところで、自動的な折り返しが行われます。
■nowrap (自動的な折り返しを禁止する)
- 連続する半角スペース、改行、タブは、1つの半角スペースにまとめられて表示されます。
- 自動的な折り返しは行われません。領域の幅を超えたテキストは、はみ出して(または横スクロールで)表示されます。
■pre (記述した通りの形で表示する)
- 連続する半角スペース、改行、タブは、記述した通りの形で表示されます。
- 自動的な折り返しは行われません。領域の幅を超えたテキストは、はみ出して(または横スクロールで)表示されます。
内容を整形済みテキストとして表示したい場合は、このプロパティの pre ではなくpre要素を使用することをお勧めします。
使用例
■nowrapの使用例
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<title>文書のタイトル</title>
<style type="text/css">
p {
width: 300px;
border: 1px #808080 solid;
}
p.example {
white-space: nowrap;
}
</style>
</head>
<body>
<p>1つ目の段落は幅いっぱいのところで ...</p>
<p class="example">1つ目の段落は幅いっぱいのところで ...</p>
</body>
</html>
表示例
1つ目の段落は幅いっぱいのところで折り返しが入りますが、2つ目の段落では折り返しが入りません。
1つ目の段落は幅いっぱいのところで折り返しが入りますが、2つ目の段落では折り返しが入りません。
■preの使用例
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<title>文書のタイトル</title>
<style type="text/css">
div.example {
margin-bottom: 3em;
white-space: pre;
}
</style>
</head>
<body>
<div class="example">
<code><script type="text/javascript">
document.write("サンプルテキスト");
</script></code>
</div>
<div>
<code><script type="text/javascript">
document.write("サンプルテキスト");
</script></code>
</div>
</body>
</html>
表示例
<script type="text/javascript">
document.write("サンプルテキスト");
</script>
<script type="text/javascript">
document.write("サンプルテキスト");
</script>
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